古本屋日記 2004/12
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 31日  今日でもうおわり
世紀末的大災害が世紀初頭に早くも出現したような大津波ですが、海抜ゼロメートル地帯に暮らす身としては他人事ではありません。わが家は、金印で有名な志賀島へ伸びる半島半ば、博多湾へ200メートル、玄界灘まで1キロという、津波には絶好のロケーションです。「玄海側からくれば、みんな博多湾に流されて、すくなくとも収容作業は樂だね」とカミサンと慰めあっています。ちょっと後ろ向きすぎるか?
 28日  くるくる廻れ
先日、公共図書館なのに前払いという夢のようなご注文がありました。これまで公費購入数あれど、注文からわずか数日で払っていただいたのは全く初めて。「寄付購入なので前払いでも後払いでもかまいません。どちらにしますか?」そんなおいしい話に「後払いでいいですよ」なんて言うわけがない。

よくあるんですが、お客様からの買い入れで「あんたの店でいらんのなら図書館に寄付するから」せっかくの善意ですが、これは喜ばれません。止めた方がいいです。

以前、ご近所の大学図書館に呼ばれ、倉庫に山と積んだ未整理本を「いくらでもいいから持っていってくれ」。卒業生からの寄贈本がたまりにたまって置き場所もない、整理の人手もないとのことでした。そりゃそうでしょう、どこにでもあるようなベストセラーや自費出版本をもらってもねえ、お礼を言いながら困惑するだけでしょうよ。

図書館に寄付するつもりの本は、古本屋に売ってください。その売上げを図書館に寄付してください。緊縮財政の図書購入担当者から喜ばれること請け合いです。そしてそのお金で本を買ってもらえる古本屋もまた。
 26日  冬ソナ三昧
ここ数日、ついうっかりと話題の(ちょっと古いか)NHK完全版「冬のソナタ」を見てしまって、昨夜などチェ・ジウの涙目が夢にまででてきました。なにしろあの人、出演時間の三分の二は泣いているんじゃなかろうか?

最初の数回を見逃したのでよくはわからないのですが、韓国では婚約者であってもキスもしてはいけないんですかね?婚約者、新しい恋人、二人の男とやたら抱き合うけどキスはしない。もちろんその先もない。これを純情というのか。ようわからん。

冬ソナファンのおばさんたちは、韓国まで出かけていってロケ地の掃除などしているそうですが、女目当てのおじさんたちよりはよっぽどましだな。
 15日  来年2月
福岡市のど真ん中・天神で即売会。それも会場はあの丸善店内、という降って湧いたような話が持ち上がりました。先日、ご同業の一人が打ち合わせに行ったのですが、その席上、丸善担当者が「売上げはン百万くらいいくでしょうか?」と聞きますので「会期一週間ではとても無理ですよ、その三分の一くらいでしょう」と笑い飛ばしたら、その担当者、気の毒にも蒼くなって絶句してしまったそうです。かなり認識の違いがあるようだなあ。丸善さん、大丈夫ですか?
 11日  犯人はあのおかしな味のホタテに違いない
三日間、死ンデマシタ。メールのお返事が遅れたお客様、どうもすみませんでした。

7日、ご同業の忘年会を軽く切り上げ、「このごろはヘベレケにもならず、大人になったもんだ」と機嫌よく布団にもぐり込んだのはよかったのですが、うとうとするまもなく猛烈な腹痛、嘔吐、そして下痢。それも上も下も怖ろしくなるくらい大量で、「むかしむかし、チフスやコレラは下痢による脱水症状でコロコロ死んだんだ」という話を思い出しました。点滴の発明は画期的に救命率を向上させたんだそうで。それはとにかく助けを、カミサンをつついても「アンタ飲みすぎだよ」と取り合ってもらえない。こういう時に日ごろの所業がわが身に返ってくるのですナ。しょうがないです。翌日今年最後のはかた市会もパス、昼過ぎまで便座にしがみついて悶絶しておりました。結局、嘔吐10回、下痢15回。本日やっと普通食に戻れそうです。ちょっとまだ怖い。

温水の出る便座の一般名称は「シャワートイレ」というんだそうですが、体の中からシャワーを出すなんて、ちょっと洒落にならない。
 2日  チョー気持ちいい、ですか?
今年の流行語大賞、私としてはなんといっても“たかが選手”であります。マスコミ業界のドンのお言葉で、選ぶのになにがしかの遠慮があったんでしょうかね?この一言がなければ、選手会のストライキも新規参入も、わがホークス再生もおそらくなかったわけで、プロ野球界にとっては歴史的失言ですね。ありがたやありがたや。

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